プリンとわたし|台湾|ベトナム|ひとり旅|わたしと旅とごはん
みなさん、プリンはお好きですか?
わたしは、
結構普通です笑
大好きということはなく、本当に1年か2年かに一回食べるかどうか。
食べたいかどうかではなく、食べるかどうか、という30年くらいを過ごしてきました。
ところが。台湾に住んで以来、プリンはわたしの大好きなデザートのひとつになりました。
クリスマスから過年の期間を、今日はどこのお店でプリンがのったかき氷を食べようか台南中をさまよったものです。
◯○
台南でのある日。目覚めたとき突然、
「今日の朝ごはんはプリンがのったかき氷がいい」と思って寝ぼけ眼のままかき氷屋さんに走ったことがありました。
それが始まり。
台湾のプリンは、日本より固め。
主にかき氷屋さんやフルーツ屋さんで食べることができ、そのお店が直接作っている場合もあります。
1度、お店のプリンが切れて、大きなトラックに乗った業者の方がわたしのプリンだけを大きな荷台に積んでやってきてくれたことがありました。感動!
味わいは甘さよりも苦味が感じられて、お尻のほうが焼きプリンのようにちょっと焦げていることも。
やわらかい日本のプリンに愛着がなかったわたしは、この歯ごたえありのプリンがとても好きになったのでした。
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と、こんな風に台湾でプリンの魅力に取り憑かれたわたしは、日本に帰ってからもちょくちょくプリンを買うようになったのですが…
あのつるんとしすぎた感じ、なんか違うんだな〜。
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ということで、わたしの小さなプリン熱は、次に台湾へ渡るときまで続くのか否か、と心配していたところに、ベトナムのバインフランが現れました。
ホーチミンではバインフラン、ハノイではカルメンと呼ばれるプリン。
写真のバインフランはハノイの有名店「MINCI Pudding(ミンシープディング)」でいただいたカルメンです。
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ベトナムのプリンは、これまたみっちりとして日本のプリンとは似ても似つかない食感。
わたくし好みで驚き!
ハノイの旧市街地には、プリン通りなるものがあったのですが、ハノイにいる間ずっと下痢だったもので、結局は上のひとつしか食べられず… ちょっぴり後悔。
ホーチミンでもお店で1回とコンビニプリン一回だけだったな。
1ヶ月何をしていたんだろう。
◯○
どうしてそうするのかはよくわからなかったのですが、氷と濃く淹れたエスプレッソコーヒーをかけるのがベトナム風。
氷とプリン?べちゃべちゃになるじゃん!と思っていたのですが、
よく考えたら、台湾でだってかき氷と一緒に食べているんですよね。
台湾に住み始めたときも、氷とプリン?べちゃべちゃになるじゃん!って思ったことを思い出しました。
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ちょっと怖いですが、次日本に帰ったら、プリンと氷一緒に食べてみようかな…
バインフラン風だったら、おうちでも簡単に再現できそうですよね。
きく
ハノイの有名店「MINCI Pudding(ミンシープディング)」
台南の行きつけ「莉莉水果店」
莉莉水果店の記事はこちら♡