【費用】貯金額30万円で台湾ワーホリしてみた|台湾ワーホリ
最近、わたしの元へ台湾ワーホリについて知りたそうな人のアクセスがグインと伸びています。よかったですよ、台湾ワーホリ。
わたしは台湾にワーホリする4年くらい前に、同じくワーホリでオーストラリアに2年いました。この経験(英語で生活、働く)が最初になかったら、きっと台湾には行けなかっただろうなあ...
- そもそも「ワーホリ」とは?
- 台湾ワーホリのきっかけは?
- 台湾ワーホリには貯金が必須
- 台湾では外食が基本
- 貯金額30万円で360日を切り抜けた方法
- 月に10万円+貯金があればなんとか安心
- 台湾ワーホリは「なんとかならないかもしれない」ワーホリ
そもそも「ワーホリ」とは?
ワーホリ、というのはワーキングホリデーを略した言葉。
世界のいくつかの国(日本の場合は、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、韓国、台湾、フランス、デンマーク、スペイン、チェコなどなど)で仕事をしながら滞在できる制度です。
年齢制限があって、参加できるのは18歳から、だいたい30歳前後。30歳の誕生日までにビザを取得する必要がありますが、ルールは国によって変わってきます。
▷ 台湾のワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキング・ホリデー協会
台湾ワーホリのきっかけは?
それは台湾が好きだったから。
当時、日本でパン兼お菓子屋で働いていたとき、嫌なことがあるとすぐに台湾に旅に出ていました。
当時の札幌台湾間の最安値は、往復で15,000円ほど。
日本のほかの地域に行くよりも、ホテルも食べ物も台湾の方が安いので、どっか行くなら台湾一択。
そうこうしているうちにお店から従業員全員解雇のお達しがあり、
そこらへんもいろいろあったのですが、年齢も29歳とワーホリギリギリの年齢でもあったので、ちょっと迷って誕生日前日に台湾ワーホリビザをゲット。
その2ヶ月後には台湾の地に降り立っていました。
台湾ワーホリには貯金が必須
オーストラリアの場合は、見るからに多民族国家ということもあり、職を探すのもこだわらなければすぐに見つかります。
多少英語ができなくても、英語なしで働ける職種や職場もあります。
ただし、台湾の場合はそれがとってもむずかしい状況。
「英語がわからない」と「中国語がわからない」は、まったく次元が違います。
中国語ってまったく耳馴染みないという人も多いですよね。
英語はある程度学んでいるので、話せなくても聞き取れたり、聞き取れなくても意思を伝えることができます。
昔読んだワーホリ記事に書いてあったのは、台湾は大人のワーホリ先。
ある程度貯金があって、のんびりできる人が行く滞在先であるということでした。
台湾ワーホリはまず180日滞在できるビザしか取れません。それに必要な貯金額は20万円以上。
たぶん、半年ほどをなんとか切り抜けられる額なんでしょう。
台湾では外食が基本
台湾は、日本とは逆にどんどんと物価が上がっている国。
ごはん屋さんの値段の書き換えも激しいですよ。前回来たときより値段が上がってる!とびっくりする観光客の人も多いのではないでしょうか?
先ほどのビザ申請に必要な貯金額ですが、それだけで半年、楽しく生きていくのはむずかしいと思います。
台湾は外食が基本。毎日3食、プロが作ったごはんでお腹いっぱいになれるのはうれしかったですが、それだけ食費はかさみます。
わたしは台南での暮らしで、毎日千円以下の食費で考えていました。(交際費除く)
貯金額30万円で360日を切り抜けた方法
わたしは中国語ゼロで乗り込んだクチなので、現地で働くということはまったく考えませんでした。
台湾が好きというだけだったので学校にも行く気はなく、中国はゼロから1くらいのレベルを行ったり来たりのまま。
そんなわたしが始めたのは、日本語と英語のWebライターという仕事でした。
実はもともと副業のライターとしてちょこちょこ書いていたのですが、前職を失った頃から本腰を入れ始めました。
とはいえ、最初の頃は月に3万円稼ぐのがやっとという感じで、今考えるとそれだけでよく台湾に乗り込んだなと思います。
月に10万円+貯金があればなんとか安心
ライターのお仕事は主にキュレーションサイトの執筆で、頼まれれば台湾の旅行記事もちょこちょこと書くという風な感じ。ライターというと旅をメインにしているんですか?と聞かれることもあるのですが、残念なことに違います。
わたしがラッキーだったのは、台湾に移ってすぐに、ほかのメディアからもお声掛けをいただいて執筆する場所を増やすことができたことでした。
単価は同じでも、書く内容が異なって、これもラッキーなことに収入増につなげることができました。
不慣れなことも多く、台湾にいる間は10万円前後(それより低いことももちろんあります)の収入でしたが、
台南という街の駅まで5分の場所にお部屋を借りて、毎日台湾のごはんやスイーツを堪能♡ 2ヶ月に1度くらいはほかの街へ何泊かの旅行に出かけました。
一応、1ヶ月ほど学校にも行きましたよ笑
そしてそのあとは東南アジアを2ヶ月旅しました。
台湾ワーホリは「なんとかならないかもしれない」ワーホリ
オーストラリアでは着いたその日から働こうと思えば可能ですが、
台湾にはそういう仕事はなかなかないので、ある程度の貯金が必要になります。
結婚をして移り住んだ人でも現地で仕事を見つけるのに本当に苦労しているので、中国語ができても仕事を見つけること「自体」が大変なんだと思います。
そういう意味では、他の国に比べると台湾は「なんとかなりづらいワーホリ」先のように思います。
台湾ワーホリに興味があるという若い人は、ぜひたっぷりの貯金か、中国語力を高めてから行かれるのがオススメですよ。
もしくは経験を活かした、ライターやブログなど持ち運び可能なお仕事を持ってくるのもいいかも。
きく(@kikukikukikuku)